目指すなら介護保険についても知っておこう

少子高齢化が叫ばれるようになり、介護業界は大きく変わってきています。
それに伴って、これから介護職を目指す人が増えています。
介護職員になれば、入浴や排せつの世話などの介護スキルを身につけなければなりません。

もちろん介護スキルは重要ですが、それと同時に介護保険についても勉強する必要があります。
なぜ介護保険の知識が必要かといえば、保険内で出来るサポートと出来ないサポートがあるからです。
また介護保険制度は定期的に改正されるため、改正後の内容をしっかり理解しなければなりません。
このように、介護保険制度は介護職員にとって身近な制度です。
しかし、制度の煩雑さからつい敬遠してしまう介護職員も少なくありません。
ですが介護保険のサポートを受ける高齢者側の視点に立つことも介護をする上で重要です。
そこでどうすれば介護保険を受けられるのか紹介します。

介護保険は健康保険とは異なり、市区町村から要介護認定されることで、初めてサポートを受けられる制度です。
要介護認定は1から5までの5段階。
その度合いが高くなると受けられるサポートも手厚くなるという仕組みです。
要介護認定を受けるためには、まず各自治体の地域包括支援センターに連絡を入れて申請を行います。
その後、ケアマネージャーが申請者宅まで訪れ、訪問調査が行われます。
訪問調査では、申請者の心身状態を把握するために、様々な聞き取り調査を行い判定を行います。
判定結果を受け取ってから、介護施設へ連絡を入れて介護サポートを受けることになります。
その際には、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づいて介護サポートがなされます。

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